刺繍しやすい布って?

2016.01.19 Tuesday

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    ※フリーステッチに適した布の説明です。クロスステッチなどのカウントステッチは対象としていません※

    刺繍をはじめると、布屋さんに行くようになります。
    お店にはたくさんの布が並んでいて、本当にワクワクしますよね。
    物欲があまりない私ですが、布はガマンするのが本当にツライです。いい布だとメーター6,000円〜とか平気でしますもんね。
    でも30センチなら3,000円代だと思うと安く思えてしまう。。とんだまやかし。。

    さて、今日は生徒さんからの質問も多い「刺繍しやすい布」について書きます。
    でもその前に・・・「刺繍のしやすさ」は刺し手の技術力や慣れに大きく左右されます。
    難しい布でも、いつかは刺せるようになるかもしれません。
    つまり、「刺しにくい布」は「刺繍できない布」ではないのです。
    かわいい布なのになぁ・・・と諦めずに、ゆくゆくはチャレンジしてみてくださいね。

    刺繍のしやすい布の条件は
    △図案が写しやすいこと△
    △織りが均等で織り目が詰まって揃っていること△
    △薄すぎず分厚すぎないこと△

    △伸縮しないこと△
    の4つです。
    ひとつづつ説明していきます。

    △図案が写しやすいこと△
     →ウールやフェルトなどふかふかした布、サテン地や服の裏地などのつるっとしたもの、分厚くてクッション性のある布などはチャコペーパーでの転写が難しい。また、濃い色の布は白いチャコペーパーでしか写せない。白はこすれて消えやすいのでチャコペンで補いながら刺繍する必要があり、ガッツを要する(※チャコペーパーで写す場合を想定しています。ウールやサテン地へは直接チャコペンなどで絵を描くか、転写したい場合の方法もあるのですが、根気がいるのと上級者向けなので割愛します)。

    △織りが均等で織り目が詰まって揃っていること△
     →織り目が動く薄手のリネン、ガーゼなどはまず目を揃えてから刺繍する必要があり、刺している最中も目が乱れることがある。難しい場合は接着芯(普通地用・伸び縮みしないもの)を裏に張るとよい。また、一般的に水で縮むリネンもガーゼも水通しをしてから使用するが、洋服など型くずれが目立つものでなければ糊がついたままの方がハリがあって刺繍しやすい。なお、縦糸と横糸の太さが違うもので織られた布も刺繍が難しく、表面が凸凹してる場合が多いので図案が写しにくい。

    △薄すぎず分厚すぎないこと△
     →ガーゼやシャーディングなど、薄い布は刺繍をする時に布にシワが寄りやすいので力加減に注意。ブロードも少し注意した方が良いかも・・・。また、ポーチなどに仕立てる時に強度が心配なので、接着芯(普通地用・伸び縮みしないもの)を裏に張ってから刺繍するとよい。帆布やデニムなどの分厚い布は針を通すのに力が必要なので、手首や肩を傷めないよう注意。力のない人は無理をしない方が良い(刺繍を嫌いになったらたいへん)。

    △伸縮しないこと△
     →カーディガンやニット、Tシャツ、靴下など、伸縮性のある既製服に刺繍するのはとても難しい。刺繍部分だけ裏に接着芯を張り、力加減に気をつける。

    布の種類が分からなくても、タイトルを意識するだけでも違うと思います。
    ひと言でいえば、お値段もお手頃で無地からボーダー、水玉、ギンガムなど豊富に揃うシーチングは刺繍しやすいです。
    ツイル(チノパンの生地。生地表面に斜めのすじが見える綾織という織り方)やプリント生地が豊富なオックスも刺しやすい。
    でも個人的にはやっぱりリネンやウールがどうしても好きだし、透ける布も好き。写真のリネンみたいに、織りが不均等で折り目が詰まっても揃ってもいない生地が好き!
    なので、それぞれの布が持つ「ニガテ」とお付き合いするつもりで刺繍をするのがよいのだろうなと思います。

    シーチングではサテンステッチがきれいに刺せるのに、リネンだとうまくいかない・・・
    そんなこともあるかもしれません。布には性質があるので、それを観察しながら、「なぜうまくいかないのか」「なぜうまくいったのか」を振り返ってみるといいですね。
    なかなか言葉で説明するのが難しく、この種類なら大丈夫! と言いづらいところもあるので、通ってくださってる方にはレッスンの時に、「この布はどうですか?」「じゃあこれは?」とどんどん質問して頂きたいなと思っています ^^

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    刺繍の仕立て問題

    2016.01.17 Sunday

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      今日のレッスンで生徒さんが仕上げたエプロン。
      色合いもかわいく、ご本人にも似合っていて、コウフンしてしまいました。笑

      刺繍は楽しいけれど仕立てがね…という話は、刺繍あるあるかもしれません。
      そんな時に、エプロンもいいですね〜!
      こちらは無印のエプロンだそうです。



      ちなみに私も、最初は刺繍が終わってから仕立てるの面倒だな〜と思っていました!
      でも、いつのまにかミシンのスピード感を爽快に感じるように…いい気分転換になっています。





      布合わせを考えるのも楽しい!


      こちらはポーチに仕立てるそう。ひらがなもこんな風に使うとかわいいんだなぁと、教えてもらいました。

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      shooting!

      2016.01.16 Saturday

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        昨日は商品撮影の日でした。スタイリング楽しかった!
        8時間かけて撮ってもらった商品写真は、来週末〜再来週にはネットショップにアップする予定です。
        ポーチや動物アクセの新作がありますよ〜。


        撮影は西武渋谷のDM写真を撮ってくれた、ありさちゃん!
        今回も素敵な写真をたくさん撮ってくれました。あがってくるのが楽しみ〜。


        打ち上げはワンタンバーへ。
        美味しく食べながら深い話をして笑って泣いて、久しぶりにかなり杯を重ねた夜でした。
        人生はうまくいかないことも多いけど、やっぱり生きているってそれだけでものすごい価値だ。出会えて嬉しいなぁと、ほろほろ思った夜でした。


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        1月からのご入学にお申し込み頂きありがとうございました!

        2016.01.13 Wednesday

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          ヴォーグ学園で開催中の千葉美波子のアルファベット刺繍、1月分の枠にたくさんお問い合わせ頂いたそうです。
          どうもありがとうございます ^^
          復学の方もいらっしゃるとのことで再会が楽しみ・・・ワクワク。

          次のタイミングは、お席が空けば4月入学となります。
          キャンセル待ちですと優先的にご案内できますので、学園の方へお問い合わせください。
          新しく刺繍を始めたい! とわくわくしている方との出会いを、楽しみにしています♡

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          袱紗レッスンの思い出

          2016.01.09 Saturday

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            さっき資料探しをしていたら、懐かしい写真が出てきました!
            去年のまだ寒い頃に完成した袱紗のレッスン、これは初回の写真です。
            なつかしい〜。


            資料を見て文様の意味を踏まえながら下絵を描きます。
            そう、デザインも自分でするんです!
            どんな印象に仕上げたいか、それにはどんなステッチがいいか一緒に相談しながら進めつつ、布選びも。
            和布のうつくしさに心躍った、最高に楽しい瞬間でした〜 ^^



            水に弱い布なので、図案の写し方はひと工夫。
            あとはおうちでしっかり刺繍をして来て、最終日に仕立てを教わります。
            和裁の先生が丁寧に教えてくださるので安心!


            このレッスンは、リクエストから生まれました。
            ある生徒さんの「自分で刺繍をした袱紗が作りたい」というご希望があって、偶然、別の生徒さんが和裁の先生で。ご縁からとんとんと決まった特別なレッスンです。
            余談ですが、きっかけとなった生徒さんは先日ご自分の結婚式で、この袱紗をおろしたそう!
            なんて素敵・・・♡
            おめでとうございます ^^


            刺繍
            各々のイメージを形にするという作業には、決まった図案を刺繍するのとは別次元の最高さがあって、本当に本当に素晴らしい体験です。
            実は、参加してくださった方の中には「絵が描けない」と仰る方もいました。
            でも、「絵が描けない」は「思った通り(=上手)に描けない」というロックが心にかかっているだけなんじゃないかなぁって私は思っていて・・・「こんなものを作ってみたい」というイメージがあるかどうか、そして、実際に手を動かすかどうか、失敗を重ねているかどうか。
            絵を描く人と描かない人の差はそこだと思います。
            プロになってくると、もっといろいろな能力差が出て来るけれど(観察力とか、技法とか、色のセンスとか)、一般に言えば「絵が描けない人」はいない、はず! (いるのは描きたくない人、かな?)
            刺繍もそうです。きれいに刺せないかもしれない、ある一定以上のレベルの刺繍は職人の分野かもしれない。でも、刺繍ができない人はいません。
            最初は全部をコントロールなんてできないし、しなくていいと思うんです。
            というか、思い通りにならないのが刺繍の良さです笑
            電車もバスも時間通りに来るし、外食も大体美味しい国に住んでいると、思い通りにならないのって新鮮でしょ?
            気が長くなりますよ〜ww
            というのは半分冗談ですが、心に浮かんだものを形にする喜びを、思う存分感じられることは、なによりも得難いことだと思います。絵が描けないと仰ってた方たちもとてもすてきなものを仕立てられました♡

            なかなかできる形式ではないけれど、「デザインからはじめるレッスン」ぜひいつかまたやりたいです。
            ご参加くださった皆さん、クリエイティブで和やかな時間を、どうもありがとうございました♡

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