Napoleon's bee

2015.09.14 Monday

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    1804年、Napoléonが戴冠式に着た大儀礼服に刺繍されていた蜂(赤バックのもの)。
    当時最高の技術を持つ仕立て職人のシュヴェリエ、刺繍職人のピコ、毛皮仕立て職人のトゥレ夫人が手掛けたもので、ふっくらと刺繍された蜂の他、ナポレオンのNや実る稲穂、古典的な月桂樹などの豪奢な植物文様が赤のシルクサテン、シルクベルベットなどに品よく刺繍された1枚は、まさに圧巻です。

    神戸の超絶刺繍展でレプリカを見た時、技法を予想(あくまで、予想)してメモをしてきたのにも関わらず、まったくメモを守らずセーターに刺繍してしまいました。
    でも、薄手のセーターにモールは合わない。
    金糸コレクションの中からやわらかくて傷みやすいレース糸を選び、ふっくらと盛り上がるように刺し上げました。
    白いスカートに散らし柄として刺繍してもステキだろうな〜♡
    夢が広がってしまいます。

    なお、神戸のファッション美術館に飾られたレプリカは1993-5年にかけて「アトリエ・ブロカール」によって仕立てられたもの。
    こちらはオリジナルを仕立てた「メゾン・ピコ」の直系にあたり、復刻にはアトリエが所蔵する当時の資料と、ダヴィットの有名な絵画「ナポレオンの戴冠式」が参考にされたそうです。

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