出版記念展、無事に終わりました

2019.07.17 Wednesday

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    「アルファベット刺繍の本出版記念展」無事に終了しました。
    皆さま、本当にありがとうございました。
    最後の2日はワークショップもあり、慌ただしくも心から充実した2日間でした。



    アルファベット刺繍の本は、今までで一番多い図案を収録し、作り方のコツも惜しまず載せた一冊です(それでも、直接お教えするのには叶わないかもしれませんが…)。



    アルファベットが持つ歴史、世界観、人格、あらゆる深さに感銘を受けながらデザインをし、みなさんの暮らしの中で役立ててもらえたら幸せだなぁと夢見ながら作りました。
    ぜひ一度ご覧頂ければうれしいです。
    刺繍ってすごく楽しいですから!

    [映画 サーミの血 公開記念]ピューターワイヤー刺繍ワークショップ、終わりました!

    2017.09.23 Saturday

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      渋谷の映画館アップリンクさんで先日開催させて頂いたピューターワイヤーの刺繍ワークショップ、無事に終了しました。
      お越しいただいた皆様、アップリンクの皆様、どうもありがとうございます!
      そして経堂のお菓子屋さんfikafabrikenさん、美味しいおやつをありがとうございました! 過酷な(笑)作業なので、おやつがなければ乗り切れなかったかも…!?


      当日のキットです。
      当初はいくつかの文様から選んでもらおうと思っていたのですが、試作をすればするほど上級者向けなことを思い知るピューターワーク、なるべく選ぶ工程や悩む工程を減らして、一点集中型にしてみました。


      ということで、みんな一緒にこちらを作ります!


      会場はアップリンクさん2階のMARKET。
      北欧が舞台の映画なので、ちなんだ雑貨や本がたくさん並んでいます。
      とってもかわいくてワクワクする空間〜!


      会場に行ってビックリ、なんと、私の本も置いてくれていました…!!
      日本の本なのにありがとう〜涙


      作っている間、「あーっ」とか「むずかしいー!」のため息が漏れますが、大丈夫!
      今回は作業自体の数は多くありません。
      めげずに淡々と進めて行けば、きっとかわいいブレスレットができますよ〜☆















      ほらね!
      みなさん、おつかれさまでしたー☆

      作っている間「サーミの人たちはすごい…」「なぜこんな扱いにくい素材を使おうと思ったのか…」と、畏敬の念に包まれながらの作業となりました。
      言うことを聞かない金属の糸を、テグスで留め付けて行くなんて途方もない作業!
      しかも、本式のピューターワークは下絵を描かないそうです。
      図案ももっと複雑ですし、とっても根気がいる作業ですよね。
      映画を観ると、サーミの人たちがどんな暮らしをしているか垣間見れるのですが、あの厳しい環境でこの手仕事が生まれたのかと思うと、より感慨深いものがあります。


      サーミの血、ただいま公開中です。
      考えさせられる内容でありながら、ひとりの女性の自立の物語として、勇気がもらえる映画なので、ぜひぜひ、ご覧頂けたら…!
      伝統衣装コルトの刺繍も、ものすごーく素敵です!

      繕わnight、ありがとうございました☆

      2016.06.12 Sunday

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        昨夜の繕わnight、ワイワイ大盛況な楽しい夜をありがとうございました☆
        最初にこんな日本の繕い文化についてお話しさせてもらいました。



        糸で善くする

        「小豆三粒包める布は、捨ててはいけない」
        昔の日本には、母が子に伝えるこんな言葉がありました。

        布は家族の身体を包み、寄り添い、守るもの。特に雪国ではいのちを守る第二の肌でした。布一つを作るにも、植物から育てて繊維をとって織り上げなければいけない。それも厳しい野良仕事の空き時間で、乏しい灯りのもと仕立てるのです。そのため、布には気持ちがこもっていたし、ぼろぼろになるまで大切に使ったのでした。
        子どもが生まれるとき、集めておいた端切れを接ぎ、産着を縫う習慣があった土地もあります。布が貴重であったことと人々の徳にあやかるということをかけ、周囲の人から集めた百枚の布を接いでつくる「百徳きもの」という風習も、金沢をはじめ各地に残っています。赤ちゃんはたくさんの柄と色とともに、多くの人の心に包まれることになり、またその子どもを地域で育てるという意識が自然に芽生える機会にもなったことでしょう。
        雪国の女は端切れで布団も作ったし、きものをほどいて綿入れの夜着にも仕立てました。青森には麻布や木綿布を継ぎ出した敷布「ボド」があり、使ううちにすり切れた場所に接いで行く布のことは「ボドツギ」と呼びます。
        ものがたくさん溢れて、布も安価で手に入る今それを見ると、継ぎ足し、繕った箇所はみすぼらしく見えるのかもしれません。もちろん、継ぎ足し文化の背景には圧倒的な物資の乏しさ、貧しさがあります。けれど女が畑仕事の合間に縫い合わせた布には、日々を過ごす必死さとともに家族への慈しみがこもっていて、それはとても豊かなものに思えます。そしてどんなに布や糸が限られていても、色合わせや形、刺繍のデザインで実用性だけではない美しさ、楽しさを付け加えてあるのです。女たちはこうしたデザインを共有していて、よいものは近隣でシェアし、他の村に嫁ぐとまたそのデザインが伝わり・・・と、繕いは独自の文化を形成していました。
        さて「ボド」のはなしですが、これは寝る時に使う敷布で、お産の時にも使いました。ボドは祖父母や父母の使い古した着物をベースにして作ります。何度も刺し足して使い続けるので、もっと古い世代の先祖が使っていた布も混ざっていたかもしれません。代々家族の身を包んでいた布の上で子どもを産むことには、ただ道具としての布以上の意味があります。その家系のすべてで、生まれ落ちるいのちを受け止めるのです。
        端切れはこうしてお産に使われることもあれば、この世を去る時に見守ってくれる袈裟にもなりました。そういえば、端切れの“端”は境界を意味しています。縫う人の「健やかに」「安らかに」の思いをのせて、いのちの向こうとこちらをつなぐ布なのです。継ぎ足してつくった袈裟が、刺し子の原点ともいわれています。
        日本ではかつて、お産から日々の暮らし、今生の別れまでを布が寄り添っていました。ぼろぼろになっても更に繕い、繕えないほどになれば分解して糸として使い、まさに布は、肌のように老いていきました。
        繕うの語源は、糸でより善くすること。糸で暮らしを整えること。
        それは、死へ向かう日々の中で身を整えることにもつながるのかもしれません。
        ちょっと壮大な話になりましたが、今日は縫う楽しみのささやかな一歩として、靴下の穴を繕ってみます。
        小さな穴が空くとゴミになってしまう靴下に、もう一度いのちを吹き込んでみましょう。せっかく色糸がたくさんある時代だから、好きな色をたくさん使ってみてくださいね!(2016.6.11)

        ※写真は田中忠三郎さんの著書「物には心がある。」より、青森のボド。浅草のアミューズミュージアムで実際に見ることができます。


        素敵に繕われたものたちと笑顔。


        なぜか困り顔のmoris店主ひなっちゃんと私w(困ってません)

        素敵な夜をどうもありがとうございました。
        次は七夕の夜にね! こちらはまだお申し込み受け付けております〜☆

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        ”THREADS, STONES, AND PAPERS” 終了しました!

        2016.05.10 Tuesday

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          ”THREADS, STONES, AND PAPERS”が無事に終了しました!
          来てくださった皆さん、ご一緒させて頂いたアーティストの皆さん、そして企画をして頂いたオーナーの田嶋さん、すてきなレセプションのご用意などしてくださったゆみさん、ありがとうございました♡

          私のとって、普段活動している場とはまるで違う場での展示をさせてもらうことは、とても刺激的でした。
          普段クロヤギシロヤギとしての仕事では求められてないだろうな・・・という新作へもチャレンジできて、その作品についていろんな反応をもらえたことが一番の収穫です。
          ますます、ますます刺繍にのめり込みたいなぁと思えました。
          そして、今まで通りじゃなく、これから変化をもっと楽しもう! とも。


          たくさんの方にご好評頂いた妖怪アルファベット!
          今年はこれを使ってお洋服などをつくる予定です。


          小さなモチーフにもたくさんの技法を、より難しい技法を、と組み合わせて作るのが私の作品の特徴でしたが、今回は逆。
          よりシンプルに、モチーフの形と色を中心に線画のように作っていったのが3つの新作でした。
          小説や詩に描かれた愛をテーマに刺繍しています。
          どんな物語なんだろう? とモチーフひとつひとつをじっと見ていてもらえたらうれしい。

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          私の好きな小説ではいつも誰かが誰かを傷つけそれを愛と呼んでいる
          「Xのアーチ」
          スティーヴ・エリクソン/Steve Erickson

          自分を愛し返してくれることを期待できない何かを愛することの自由を彼女は感じた。
          だがやがて、ほぼ10年がそうやって過ぎた末に、耐えがた
          いほど彼女を愛そうとする男が現れた。
          ーーーーー


          ーーーーー
          私の好きな小説ではいつも誰かが誰かを傷つけそれを愛と呼んでいる

          存在の耐えられない軽さ The Unbearable Lightness of Being
          ミラン・クンデラ/Milan Kundera

          テレザがトマーシュを愛して、友人Zのことを愛していないのは単なる偶然であることに
          気がついた。可能性としては他の男性との数限りない愛が存在していたのである。
          ーーーーー




          ーーーーー
          私の好きな小説ではいつも誰かが誰かを傷つけそれを愛と呼んでいる

          おんなのことば The words of the woman
          茨木 のり子/Noriko Ibaragi

          いとしい人には/沢山の仇名をつけてあげよう
          小動物やギリシャの神々/猛獣なんかになぞらえて
          愛しあう夜には/やさしい言葉を
          そっと呼びにいこう/闇にまぎれて
          ーーーーー


          定番のカットワークも。


          レイヤードのカットワーク。​


          ワイワイ!


          YYY!


          最後にみんなで♡
          とてもステキな作品を作る、輝く人たちばかりでした。
          在廊がこんなに楽しいなんて、終わってしまって本当にさみしいです。


          おおやまゆりこ/eikobo/
          okada mariko/千葉美波子/二宮佐和子/まるやまあさみ
          at L’illustre Galerie LE MONDE

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          [刺繍家たちのいるところ]イベントレポートです

          2015.11.17 Tuesday

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            刺繍家たちのいるところが終わってもう1週間です。
            本当にたくさんの方とお会いできて、刺繍たちもたくさん旅立っていって、幸せな時間だったなぁと思います。
            企画をさせてくださった西武渋谷サンイデーの皆さま、本当にありがとうございました。
            前回のブログではお礼だけでしたので、会場の様子をレポートさせて頂きます!


            左から、okada marikoちゃん、私、suzukirieさん。
            junoさんのチーズバッグ持っています。
            ネズミがちょろっと覗いているのがとってもカワイイ上、中にはたくさんのポケットが!
            使いやすさも二重丸なバッグです。


            okada marikoちゃんの糸を堆積させたような作品たち。
            彼女は鉱物が好きで集めているそうですが、作品の成り立ち方に鉱物とのリンクも感じます。
            うつくしい小品たちの他に、1mを超える大迫力の大作も2点持って来てくれたのですが、お写真を撮るのを忘れていまいました・・・ざんねんすぎる > <


            okada marikoちゃん、今回はこんな特別なブローチも!
            今まではあまり、具象的なアクセサリーを作って来なかったそうですが、大人気で次々旅立っていきました。
            中に入っている植物も、おうちでドライにしたそうですよ。動物たち、とっても居心地が良さそうです。


            こちらはsuzukirieさんの描くようなステッチが楽しい作品たち。
            右上の作品は、「冬ごもり」をテーマに昨年作ったものだそう。私はブランケットの作品が特にお気に入りです。
            左下はおなじみ、パタリーのアクセサリーたち。本当に軽やかですてき♡
            右下は今回の新作。先日出掛けた欧州旅行の記録で、これからもっと増えるそう。楽しみです!


            junoさんの遊び心溢れる刺繍のお洋服たちも大人気でした。
            私もあれにもこれにも心惹かれつつ、お客さまの前にお買い物するのはぐっとガマン・・・最後にラッキーなことに残っていてくれたハサミのシャツを買わせて頂いたのですが、とっても着心地が良くておしゃれで、うれしい気持ちでいっぱいです。
            junoさんのお洋服は手刺繍が施されているということも素晴らしいのですが、服のデザインも凝っていて気持ちをくすぐられます。


            私の作品は、やはりアルファベットが中心となりました。
            いつものABCワッペンや単語帳ポーチに加え、新作の動物モチーフのアクセサリーも好評で、本当にありがとうございました!
            キットも作っても作っても売り切れて、なかなか普段ご用意できない分、作ってよかったなぁと感激でした。。
            ありがとうございます!


            ところで、今回の企画は「刺繍作品を見て、お買い物を楽む」の先があればうれしいなと思って、会場づくりをしました。
            作品の背景が伺い知れて、私も刺繍をしてみたい・・・と思ってもらえるような展示にしたい。
            私はひとりの作り手でしかなくて、ディレクションなんてしたことがないので、ちょっと無謀だったかなぁとも思います。
            でも、糸や刺繍道具もたくさんお買い上げ頂けたそうで、それはとってもうれしかったです。


            作品の背景を感じてもらうコーナーその1。
            各作家の著作本・掲載本や、手芸に関するオススメ本を、それぞれのコメントとともに並べています。


            こちらは手芸本以外のオススメ。
            「インスピレーションをもらう本」「気分転換に読む本」「スランプの時に読む本」など、テーマに合わせて。
            コメントをじっくり読んでくださる方も多くて、うれしかったです。


            オススメの糸や道具のコーナーも。
            いつもお世話になっている、いいお道具や材料を作ってくださっている会社の皆さま、ありがとうございます!

            こちらはフジックス様のmoco。
            その名の通り、もこもことした毛糸刺繍の質感を楽しめるのに、刺しやすくて大好きな糸です。
            ラッピングにつかってもとってもかわいい!
            すべてmocoで刺繍した作品を並べて使用感を見て頂きつつ、販売させて頂きました。


            こちらはルシアンさまが今年リリースした「にしきいと」。
            伝統的な京縫の金糸が、うつくしくも使いやすい糸として生まれ変わっています。
            若い方に人気だったのが印象的でした!


            こちらは手芸道具といえばのクロバーさま。
            針メーカーからスタートしたこだわりの刺繍針などの基本的な道具はもちろん、アイデア商品もたくさん発表されていて、その手芸愛にはいつも心ときめきます。


            実はこんな風に、お会計も自分たちでさせて頂きました。
            気に入って頂けて、目の前で旅立っていくその瞬間の喜びには、無上のものがあります。
            何より励まされる瞬間を、どうもありがとうございました!

            JUGEMテーマ:刺繍

            [刺繍家たちのいるところ]お越し頂きありがとうございました!

            2015.11.10 Tuesday

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              刺繍家たちのいるところ、無事に終了致しました。
              お越し頂きました皆さま、応援してくださった皆さまどうもありがとうございました!
              刺繍を、どんどん寒くなる前の冬支度と捉えた展示。
              作品だけでなく、刺繍を始めたきっかけや普段の生活スケジュールを掲示したり、それぞれの愛読書をコメント付きで置いたり、愛用の糸や道具を販売したり。
              西武渋谷7階は手芸用品のフロアなので、刺繍を見るだけでなく、来てくれた方がやってみたくなるような会場にしたいなと思って、準備をしてきました。


              はじまるまでは心配で心配で物も食べられないほどでしたが、たくさんの方に来て頂き、ほんとうに胸が一杯、食欲も全開に・・・。
              ディレクションなどはじめてで、至らぬところもたくさんあったかと思いますが、ご一緒してくださったokada marikoさん、suzukirieさん、junoさん、そして西武渋谷の皆さんのおかげで、なんとか最終日をむかえることができました。
              心から感謝しています!


              新作、ネコとコアラもたくさんの方に気に入って頂き、うれしかったです。
              さりげなく可愛くて、私もお気に入り。毎日コアラをつけています。


              そういえば今回、示し合わせもしていないのに、ネコはみんな作っていたw
              みんな違って、みんないいです。


              刺繍家だけど、みんな全く違う作風。
              それぞれに探求していて、尊敬できる人たちです。ご一緒できてしあわせでした!
              会場の様子は、改めてお知らせさせてくださいね。

              まずは14日(土)のカフェ ド 糸ネマに頭を切り替えて、楽しみたいと思います☆
              だいぶお席埋まってきましたが、お申込み、まだ大丈夫ですよー!
              hello@kuroyagishiroyagi.comまでどうぞ♡

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